世界最古の宝石って?
世界で最も古い宝石、それは「ラピスラズリ」。
原産地はアフガニスタン北東部のバダクシャン地方で七千年以上の歴史を持っており、
最近になってもまだ新しい良質の鉱床が発見されています。
ラピスは『石』、ラズリは『青』の意味で”ラピスラズリ”とはその名もずばり『青い石』。
古代より聖なる石として世界の国々で珍重されてきた精神性の高い石です。
日本ではシルクロードを経由して伝わり、「瑠璃」という名で装飾品等に珍重されてきました。
東洋七宝の一つで、仏教においては極楽浄土を飾る七つの宝の一つとされています。
また古代エジプトでは「神が宿る石」として黄金と同じ価値を持ち、
ファラオや司祭のみが身に付けることを許されたそうです。